ちくわブログ

15歳年上の彼と遠距離から結婚。旅行大好きブログ。

【遠距離恋愛中のアナタへ】乗り越えたから今がある!頑張って良かったこと

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遠距離恋愛をしているときって、「このまま続けられるんだろうか」「乗り越えられる自信がない」と思ったりしますよね。

私も遠距離恋愛をしていた時は、本当につらくてつらくてやり切れないときがありました。しかし今では、「遠距離をやって良かった」と心から思っています。結婚した今だからこそ分かる、遠距離恋愛を乗り越える意味について、私の経験を基にお話しします。

遠距離中で、「頑張りたいけどつらすぎる・・・」そんな風に弱気になってしまったときに、ぜひ読んでほしいです。

 

この記事はこんな方に読んでほしい

  • 遠距離をしているけど、つらい
  • 彼のことが好きだから乗り越えたい
  • 遠距離を終えていつかは結婚したい

 

目次

 

精神的に自立する

遠距離恋愛では、会いたいときにすぐ会うことができないし、何か辛いことがあっても彼に頼ることはできません。彼の存在が心の支えとなっていても、結局頑張るのは自分なのです。

 

例えば、仕事で嫌なことがあった時。同棲やすぐに会える距離であれば、会って慰めてくれたり、ご飯に連れて行ってくれ、美味しいもので励ましてくれたりします。一緒に眠れるだけで安心することもありますよね。

しかし遠距離では、電話や連絡は出来たとしても、そのようにすぐに気分を明るくしてくれるようなことは難しいです。結局は自分で自分の機嫌を取り戻すしかないんです。自分で美味しいものを食べて、好きな動画を見て、仕事で駄目だったことを振り返って、頭を抱えながら一人で眠る。そんな日がいっぱいあります。

 

このような毎日は、やっぱりつらかったです。「つらいときに一緒にいられないなんて、意味ないじゃん」と思ったこともあります。

でも、そんなつらい日々を送ることに意味があるのです。

 

大人になる段階で、人間として未熟な時に恋愛を重ねていると、いつも誰か相手がいないとやっていられないような、恋愛依存症になってしまう方も多いです。しかし遠距離恋愛は、そんな風にただ恋愛をしていたい人には続けられないものだと思っています。遠距離恋愛は、そんな都合の良い関係ではなくて、相手が好きだからこそ続けられるものだからです。

 

相手のことが本当に好きでなかったり、大切に思えなかったりする方は、遠距離は続きません。近くの都合の良い相手を見つけて、さっさと別れてしまうでしょう。遠距離恋愛は、自立していなければ続けられないと思いますし、相手のことが本当に好きでないと続けられないと思います。実際、知人にも遠距離中に浮気して別れてしまった方がいますが、そこまでの相手だったのだろう、と思います。

 

正直に言うと私も初めの頃は、「本当につらかったら別れようかな」と思っていたこともあります。でも、「やっぱり好きだから続けていこう」と思いましたし、その過程でどれだけ恋愛関係の相手に依存していたかを思い知りました。遠距離を続ける中で、自分の問題には一人で向き合い、自分の機嫌をとるのが上手くなっていきました。

 

依存関係は結婚してもずっと孤独

別に自立していなくてもいいでしょ、恋愛ってそもそも依存じゃない?と思うかもしれません。確かに、一緒にいる期間が長くなると、どうしても相手に依存してきてしまうのは分かります。しかし、初めから依存しているうちは幸せになれないと私は思います。

 

相手に依存したまま関係を続けていて、そのまま結婚したとしましょう。そうすると、どうなるか。ずーーーっと依存したままなのです。依存したままなので、結婚しても満足できず、不安な気持ちが続いていきます。自分一人で楽しむ方法を知らない、自分の機嫌をとる方法を知らないので、相手のちょっとしたことが気になり、「結婚したのに寂しい・・・」となってしまいます。

 

遠距離恋愛をしていると、相手が近くにいなくても相手の存在を感じられるほどの信頼関係が築かれていきます。「近くにいなくても良いし、近くにいてもいい。」相手のことを本当に想っているからこそ、そういう風に思うことができます。

 

結婚して一緒に住むようになると、逆に一緒にいることが当たり前になり、相手が傍にいないこと、帰りが遅いこと、何かを手伝ってくれないこと、をより一層目の当たりにします。一緒にいるからこそ、孤独を感じてしまうのです。

 

遠距離恋愛では、「一緒にいることは当たり前ではない」と分かっていますし、お互いの時間を大切にする習慣も身についています。ですので、必要以上に相手の行動に気を落とすことがありません。

 

一人暮らしでも平気だからこそ、好きな人といたい

一人暮らしをしていた方なら分かるかと思うのですが、ある程度一人で暮らしていると大抵のことは一人でできるようになります。

 

  • なんとなくお腹がすいたら料理する
  • 掃除も頻繁ではないけれど気になったらする
  • どこにどういう生活用品が必要かわかる
  • 力のいる作業も別に一人でできる
  • 簡単な家具なら一人で組み立てられる

 

ざっとこのくらいでしょうか。一人暮らしが長くて、普通に一人で暮らしていけるようになりました。ちょっと寂しい人だな、と思うかもしれません。かわいくない女だな、誰かに頼れば良いのに、とか。

 

でも、「一人で暮らしていけないから誰かと暮らしていきたい」と思うのと、「一人で暮らしていけるけど、好きな相手と暮らしていきたい」では意味が違ってくるんじゃないでしょうか。

 

個人的な話をすると、私も相手もずっと一人暮らしをしていて、一人に慣れた生活をしていました。むしろ、誰かと一緒に住むのが心配になるくらい一人暮らしを満喫していました。それでも、一緒に生活していきたい、結婚したいと思える相手に出会いました

 

遠距離恋愛では、同棲している友達や、家を行き来しているカップルを羨ましく思うかもしれません。でも、私は一人暮らしを長く続けて良かったなあと思っています。

 

たわいもない日常の有難みを感じる、たくさんの思い出

今だから思うのですが、一緒に住むと写真は前ほど撮らないし、見返すことも少ないです。なぜなら、すぐ隣にいますからね。自慢か?と思うかもしれませんが、違います。

 

遠距離中、あとで見返すために写真をいっぱいとりました。時には動画も取ったりして、お互いに送りあってアルバムを作ったりもしました。これらは今思うと、大きな財産になっています。楽しかったなあとか、これ喧嘩した後だなあ、とか。

 

一緒に住むと、喧嘩した後に写真を撮ることはほとんどありません。話し合ったり、翌朝ケロッと仲良くなっていたり。それはそれで良いのですが、お互いのそういう瞬間を残すことって本当に大事だなあと思うのです。

 

遠距離中は事あるごとに写真を撮っていて、帰りの電車から撮った写真や、ご飯を食べている写真など、たわいもない日常がたくさん残っています。すぐに会える距離だったら、イベントの写真はあっても日々の写真はそんなに撮らないですよね。

 

恋愛していた時の思い出がたくさんあるのって、とても嬉しくほっこりした気持ちになります。そして、いま一緒にいられる日常がありがたく、どれだけ幸せなことかを実感します。こんな風に感じられるのは、遠距離をしていたおかげです。

 

遠距離だからこそ結婚につながる

私は、遠距離だったからこそ結婚につながったかもしれないな、と思っています。そうじゃなくても結婚したいと思う相手でしたし、結婚していたかもしれません。でも、お互いの存在をより強く感じられたのは、遠距離だったからだと思います。

 

遠距離恋愛では、会いたいときに会えない、すぐに連絡が取れない、といったデメリットがありますよね。でもこれって、逆に言えばメリットとして考えられるんじゃないでしょうか。会いたいときに会えないからこそ一緒にいたいと思う気持ちが強まると思いますし、すぐに連絡が取れないからこそ隣にいることの大切さが分かる気がします。

 

遠距離恋愛をしているときは、「これは何の試練なの?つらすぎるんですけど?」と思っていましたが、今思えばとても貴重な体験だったなと思います。遠距離恋愛を経て今があるからこそ、一緒にいられることに意味を感じますし、これからの日常を大切にしていこうと思います。

 

同棲からなんとなくで結婚するのも良いですが、遠距離恋愛をしたからこそ結婚という大きな区切りをつけられたのかなと思っています。

 

さいごに

遠距離恋愛をしていた時は、本当につらい時期がありました。今思えば軽く鬱だったんじゃないかと思います。そして今現在もそんな思いで頑張っている方がいると思うと、自分のことのように胸がきゅーっと締め付けられます。無理はしないでほしいし、考えすぎないようにしてほしいです。そうは言っても難しいかもしれません。ここで挙げたように、遠距離の良い面を見て自分たちのペースでやってくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

恋愛で悩んでいる方の気持ちがちょっとでも軽くなれば嬉しいです。